バッキング

ロールカーペット・人工芝などの裏加工をします。

製造職・本社

  • 社員全員が守り、守られる人であれるよう、もっと上をめざしていきます

    平井 裕昭

    加工課バッキング 係長

    本社

    入社13年目

    織り終わった製品に糊付けを行なって、裏貼りを行う工程を担当しています。織物に裏から糊付けを行ない、物流部門へ送る工程を担っています。製造工程の最終段階を担当する部署ですから品質を維持するための「検品業務」も重要な仕事です。ほとんどがAクラスの状態ですが、まれにB級品も混在する可能性があるため、人間の目で見て最終確認を行っています。総勢9名で再検品しているときは顔つきが変わっているような気がします。また、主に取り扱っている「人工芝」は、当社の目玉商品でもありますから、やりがいを感じますね。

    仕事をする上で、コミュニケーションの機会を絶やさないよう心がけています。自身の部署だけでなく、会社全体で助け合えるよう日頃から声をかけ、互いの状態を把握できている状態を作れるよう努めています。
    以前、「もう少し先に聞いていたらなぁ・・・」という愚痴を社内で耳にしたことがあります。困った時、異常が出た時、相手の顔色に左右されることなく素直に情報共有できる人間関係はすぐに作れるものではありません。日頃から関係を深めておくことの大切さに気付けたことはラッキーだったと思います。下の子たちとも良い関係を作れていますよ。

    当社の魅力は、
    ①納品した製品を日頃の生活の中で目の当たりにできる。
    最近、人工芝を見ると素通り出来ないのです(笑)。グラウンドだけでなくショッピングセンターなどにも納品していますから、まず初めに自社商品かどうかの見極めをすることが習慣化しています。
    先日、自分の5歳の子供が自社の納めた人工芝の上で遊んでいる姿を目にしたときは・・・正直目頭が熱くなるほど嬉しかったです。感動しました。

    ②やりたいことは、やらせてもらえる。
    発信すれば誰にでもチャンスが与えられます。私自身も経営を学びたいと考え、ドラッカーのオープンセミナーへの参加を提案しました。現在は私を含め複数人が、ダイヤモンド社主催のドラッカー塾で本格的にマネジメントを学ばせて頂いています。

    入社後苦労したこととして印象に残っているのは、2年ほど前、主任になったばかりの頃のことです。当時は様々な変化の時期でもあり、異常と苦情が殺到していました。1件解決したらまた次の1件が来る。果てしない苦労に思え心が折れてしまいそうな日々を何とか乗り越えていいました。そんな時、自分と同じように精神的にも肉体的にもキツイ時期を一緒に過ごしている仲間の存在が、自分を救ってくれたことを覚えています。どんなにしんどい時も笑顔になってしまう優しいジョーク。励ましの言葉が有難かったです。仲間の存在があったからこそ乗り越えられたのだと今でも感謝しています。時間は押しても、精神的には追い込まれずに済む、大切な職場環境だと思います。

    今後は、もう少し影響力のあるポジションで、今以上に部署間の壁を取り払えるよう役に立ちたいと考えています。生産性向上を目指さない製造業はありません。けれどもその中においても自部門の成果や結果のみに躍起になるのではなく、会社全体の発展に根差した部門間の連携をみんなが大切に出来る風土を育んでいけるようになりたいと考えています。そのために部門の垣根を超えた、若い世代の人間関係作りにも率先して関わっていくようにしています。 若い世代の活躍の場を広げるためにも自分がまず、上に上がって場所を開けてあげられたらと考えています。