フィラメント

糸を作ります。

製造職・本社

  • 人間関係の悩みを解決できる
    人間関係がある会社です

    坂上 翔一

    FT課フィラメント 主任

    本社

    入社8年目

    フィラメントとは、絹のように細長く連続したきわめて長い繊維のことです。長繊維にわずかな撚りをかけることによって糸になります。これをフィラメント糸と呼び、よりなめらかで毛羽(けば)がなく,これを使用した織物は光沢が良いことで知られています。私の部署では、カーペットの素となるこの「糸」をつくる工程を担っています。

    あまりあってはならないことですが、より良い糸を作るために異常や苦情に対して、解決策を模索しながら1つ1つ丁寧に対応するよう心がけています。同時に使えない糸(ロス)を減らすことを念頭において、日々改善策を考え、工夫を重ねています。またフィラメントで扱う機械は、複数の人手があって初めて稼動します。1班5~6名。2班体制で機械を管理し、稼働させます。そのため、常にストレスをため込まず、いつでも相談できるよう、声を掛け合って密にコミュニケーションを取るよう気を配っています。

    当社の魅力は、人間関係の良さからみんなで作り上げてきた「働きやすい環境」です。

    もともと私は大学生の頃、製造業への就職を考えたことすらありませんでした。選択肢にすら無かったと思います。けれどもルーティンワークの多い営業職に就職し、やりがいの無さに疲れが出始めていたころ、日本絨氈に勤めていた先輩に話を伺う機会があり、魅力を感じました。すると偶然欠員が出たとの知らせを受け、即応募(笑)!運も味方してくれたのだと思いますが、本当に自然に異業種からの転職が決まりました。

    入社して特に大きな問題を抱えたというわけではありませんが、新入社員の頃は自分のミスや技術習得の遅れに過敏になっていました。知り合いからの紹介という経緯もあって、やはり日々、気が気じゃなかったです。仕事上での叱咤激励を受け、短期的に気まずい関係になったこともあります。同じ部署の先輩でもあったので、つらかったですね。そんな時、他の先輩方が必死になって教え続けてくれました。次第に人間関係ができ、思い切って周囲の先輩に紹介してくれた知人との不和を相談したのです。同じ部署なのに…、それが出来る雰囲気だったのですね。今でも感謝しています。もちろん不和も解消し、今ではかけがえのない仲間です。人間関係を解決できる人間のつながりがある会社って、結構レアですよね。

    今後は、結果を出して早く役職を手に入れたいと思っています。現在は、後輩を1名指導しています。教えることは難しいなって本当に思います。先輩に相談しながらこっちも必死になって、相手の成長を考える日々です。近い将来は、後輩に尊敬される上司になりたいです。口先だけじゃなく、率先垂範している背中を見せられる人です。自分もそうして頂きましたので、必ず次につなげていきたいです。